一昔前までは、赤ちゃんはお湯につかるだけでOKという考えがスタンダードでしたが、近年では毎日赤ちゃん用の石鹸で洗い、丁寧に全身を保湿することが推奨されています。
これは肌のバリア機能を高めることがアレルギーの予防につながると考えられているからです。
この記事では、おすすめのベビーバスとソープについてご紹介します。
新生児期 おふろマット
新生児期から使えて一番おすすめなのが、リッチェルのひんやりしないおふろマットRです。
おすすめポイント
- 新生児期から6か月まで使える
- 首のすわっていない時期でも、首を支えずに済み両手で体を洗える
- 背中の下にお湯がたまる構造で赤ちゃんも寒くない
- 発泡素材でカビが生えづらい
- 軽量なので扱いやすい
ママもパパも使いやすいお風呂マットなので、いわゆる沐浴のように首を支えてガーゼで順番に体を拭って…という難しい手順がなく、簡単に赤ちゃんをお風呂にいれることができます。
6か月~ おふろチェア
寝返りをするようになり上記のお風呂マットだと危なくなってきた場合は、同じシリーズのおふろチェアがおすすめです。
寒い時期 ベビーバス×沐浴液
冬の寒さが厳しい地域や、冬のお風呂には、こちらのベビーバスもおすすめです。
赤ちゃんの体が冷えず充分温まった状態で着替えができるので、赤ちゃんが寒くて泣いてしまうという状況を防ぐことができます。
また湯舟タイプのベビーバスなので、沐浴液を使うとさらに簡単に体を洗うことができます
沐浴液はすすぎ不要なので、
1. ベビーバスにお湯を張り、赤ちゃんをいれる
2. お湯に沐浴液をいれる
3. ガーゼで拭う
の3つの手順だけで簡単に赤ちゃんの入浴ができます。
特に疲れているときは、ストレスフリーでお風呂に入れれるので、お湯を張れるタイプのベビーバス×沐浴液もとてもおすすめです。
ただこちらのベビーバスはビニール素材なので、リッチェルのひんやりしないおふろマットRやお風呂チェアRと比較すると、状況によってはカビが生えやすい、3か月程でビニールに穴が開いて思っていたより寿命が短いというケースもあるため扱いには注意が必要です。
おすすめベビーソープ
一番のおすすめはケアセラのベビーソープです。
「天然型マルチセラミド」(うるおい成分)配合、敏感肌用で弱酸性、低刺激かつパラベンフリーで安心です。
そしてワンプッシュでたくさんの泡が出るため、手際よく赤ちゃんの体を洗え入浴のストレスが軽減されます。一度使うと他のベビーソープが使えないくらい使い勝手が良いと思います。
ただ月齢があがり、大人が赤ちゃんと一緒に湯舟につかる場合は、ポンプがやや固めというのがネックになる恐れもあります。
ピジョンのベビーソープも未熟な赤ちゃんの肌に不足しがちな、お肌本来のうるおい類似成分「ピジョンナチュラルモイスチャー」配合で、パラベン・アルコール・硫酸系界面活性剤フリー、弱酸性と安価ながら全て揃っている石鹸です。
おすすめベビーローション
少し高価ですが、アロベビーはオーガニック成分にこだわりたい方におすすめで安心して使えます。
もう少し価格を抑えたい方は、ピジョンのミルクローションもおすすめです。
安価ですが、他のベビーローションと比較してもミネラルオイル不使用など安心して使える要素が多いと思います。
もちろん現在は、ミネラルオイルは特に問題ないという情報の方が主流です。
ミネラルオイルは、1970年代に色素沈着に代表される肌トラブルを引き起こした経歴を有しています。そのため現代でも安全性に関する疑問を持つ人物は多く、一部では悪評が見られることもあります。ただし、この問題はすでに解決済みであり、現在流通しているミネラルオイルにはこのような問題が見受けられません。
色素沈着の原因となったのは、精製度の低いミネラルオイルが化粧品用として使用されたことでした。現在は不純物を取り除く精製法が確立されており、肌トラブルを起こすリスクのないミネラルオイルが流通しているため、安全に使用できます。
引用:Fam’s baby
皮膚科の保湿剤
赤ちゃんの肌に湿疹がある場合は、皮膚科や小児科で保湿剤を処方してもらえます。
ヒルドイド、プロペト(ワセリン)が主な保湿剤ですが、ヒルドイドは1回に処方してもらえる量が限られているため、プロペトも併せて処方してもらうことをおすすめします。
乳幼児医療費助成制度により、生まれてから小学校に入学するまでにの健康保険が適用される医療費や薬代は無料なので、気になる症状がある場合は受診+薬の処方をおすすめします。(※大阪・横浜など一部有料の地域も有)
赤ちゃんの入浴時間
赤ちゃんの入浴時間に関しては、トータルで15分以内が推奨されています。
赤ちゃんは体が小さく皮ふも薄いので、大人と同じ時間お風呂に入るとのぼせてしまいます。体を洗った後、湯船につける時間は2~3分。体を洗っている時間を含めて15分以内におさめるようにします。
湯温は夏なら38℃、冬でも41℃程度と、大人にはぬるいと感じる温かさにしましょう。
引用:ココカラクラブ
とはいえ特に冬は、温まっていない状態で上がると寒くて泣いてしまうことも多いので、目安としては、赤ちゃんの手足が温まっていればあがってOKと考えると良いでしょう。
そして可能であれば、浴室暖房で浴室を温める、暖房で着替える部屋を温めるなど、湯冷めしない工夫をするとパパママも赤ちゃんもストレスなくお風呂やお着替えができるでしょう。